腹式呼吸で血圧が下がるの?

2016年2月14日 at 7:32 AM

呼吸と血圧は深い関係にあり、一般に高血圧の人は呼吸がはやくて浅いと言われます。これは、脳の中の呼吸中枢と血圧を調整する中枢が位置的に近いために起こるもので、たとえば、緊張や怒りを感じると、呼吸が速くなり、血圧も上昇します。逆に、心身がリラックスした状態になると、呼吸が落ち着いてきて血圧も下がってきます。

呼吸は自律神経に制御されますが、自分の意志でコントロールすることもできます。それが、横隔膜を使って行う腹式呼吸です。

普段私たちが行っている胸の筋肉を使って行う胸式呼吸を、意識的に腹式呼吸に切り換えると、中枢神経を介して血圧調整の中枢に「静かに休め」というシグナルをが伝わり、血圧が下がります。ゆっくり深く呼吸をすると、心と体がリラックス状態になるので、高血圧の一要因であるストレスの軽減にも有効です。

「はい、落ち着いて深呼吸しましょう」これだけでもリラックス効果がありますし、自律神経に働きかけて血圧を安定させることが出来ますね。